TITLE

Double Slit Experiment

  • TypeCG
  • 投影角度212°
  • 提出形式8K4Kエクイレクタングラー
  • 音声2ch
  • CONCEPT
    「量子」とは何か。量子を扱う学問である量子力学は、身近な物理現象を扱う古典物理学とは全く異なる領域である。
    このことは、量子の振る舞いを既存の概念で理解することは困難であるということを意味する。
    量子の振る舞いを典型的に示した二重スリット実験の解釈は、量子は粒子性と波動性をあわせ持った存在というものである。
    確かに量子の振る舞いを論理的に理解するために、粒子性や波動性という表現を用いるのは適切かもしれない。
    しかし、量子は粒子性や波動性といった既存の概念だけでは語ることのできない未知の性質を持った存在でもある。
    本作品は、量子を「量子のまま」理解することを目的に、論理だけでは語れない量子の未知なる何かを感じることができればと思い制作した。
    粒子性や波動性という概念を捨てた先に量子の本当の姿があるのではないだろうか。
  • 制作環境
    OS
    Windows10(11th Gen Intel Core i7 / NVIDIA GeForce RTX 3060)

    データ生成
    Python

    映像制作
    TouchDesigner

    音源制作
    Sonic Pi
  • 応募者
    プロフィール
    • 若月泰生

      慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修士課程1年。学部では物理学を専攻。修士課程では量子をテーマにアート作品の制作を行なっている。
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