これまでの私たちの宇宙観、世界観だけでは捉えきれないデータの世界が急速に広がり私たちの生活に浸透している。
物理空間-情報空間の対立を超えた新たな宇宙観、世界観の取得を試みる祭事の場を創出することを試みた。
データの世界では日々大量のデータが作られ、そして使われなくなったデータが蓄積され、忘れ去られていく。
産業として環境負荷を重く受け止めているファッションの世界では、物理的な制約から解放されるデジタル空間内での創作が急速に広がっている。
その過程で、不必要なデータや使われなくなったデータの蓄積が進んでいる。
本作品では、ファッションデザイナーが制作し、保存されていた服の３Dデータが再度私たちの身体に光、音を通して働きかける祭事を行う。

サウンド(MAX) ビジュアル(TouchDesigner)

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