TITLE
Wandering Lights~さまよう光~
- Type実写
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CONCEPT光は古来より人々を魅了してきた。明暗。色彩。我々人類がこれまで目にしてきた様々な鮮やかな事象は光によって彩られている。
例えばシャボン玉の膜に現れる虹色。これが現れる物理的な理由は「光の干渉」で説明される。
簡単に言えば、シャボン玉を照らす様々な光が強め合ったり、弱めあったりしてあの魅力的な色が生じている。
つまりシャボン玉は光がもたらす極大極小の脈動を内包して美しさを得ている。シャボン玉だけではない。
光に照らされることによって生じる色は誰に言われることなく自然に極大極小がもたらす美しさを我々に示してくれているのだ。
そして人々はこの美しさを、なんとかして形に残そうとしてきた。
しかし技術の進歩は単純な線形ではない。
時には衰退しながらもどんどん進歩していく。スケッチ、写真、映画…今振り返れば拙い技術、アウトプットだとしてもその当時は最高の技術で撮られた美しい絵画や映像は技術の極値の可視化と言えるだろう。
ある意味では極小とも言えるスケッチでも済んでしまうような現象を、あえて今の最先端の技術(極大)で撮るということは先祖還りをしているように見えつつも次の極大へのステップとなるような、大きな意味を秘めるはずである。 -
制作環境
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Organization
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応募者
プロフィール-
宇津野 達哉
日本映画学校24期卒。在学中は中原俊監督(「桜の園」「12人のやさしい日本人」)に師事する。日本で数年間助監督として活動し、その後渡仏。編集助手、動画カメラマン、スチールカメラマンとして活動しながら、短編映画を製作。
2015年にフランスで初短編「À moi seul」を撮影。
2016年 カンヌ国際映画祭 Short Film Cornerにて「À moi seul(なにもののためでなく)」上映。
2016年帰国し、主にメイキングディレクターとして活動しながら、VP、ウェブCM、Short Movieなどの撮影/編集も務める。
2017年に短編「遠い光」を脚本/監督/編集。
2019年 「遠い光」
Short Shorts Film Festival & Asia 2019 ジャパン部門にノミネート。
SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2019 短編部門にて優秀作品賞(グランプリ)を受賞。 -
村山 健太
2014年東北大学大学院理学研究科地学専攻博士課程後期修了。
結晶が成長する様子や流体の挙動を"その場"観察することが専門。
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