石川 将也

映像作家・グラフィックデザイナー・視覚表現研究者

1980年生まれ。慶應義塾大学佐藤雅彦研究室を経て、2006年より2019年までクリエイティブグループ「ユーフラテス」に所属。科学映像「未来の科学者たちへ」シリーズやNHK Eテレ「ピタゴラスイッチ」「2355/0655」の制作に携わる。2020年独立。デザインスタジオcog設立。 代表作に書籍『差分』(佐藤雅彦・菅俊一との共著、美術出版社)、大日本印刷『イデアの工場』や「Eテレ2355」内『factory of dream』を始めとする「工場を捨象したアニメーション」、「Layers Act」(阿部舜との共作、21_21 DESIGN SIGHT 企画展「AUDIO ARCHITECTURE:音のアーキテクチャ展」に出展)、「ねじねじの歌」「クッキー型の型の歌」(ピタゴラスイッチ)や「そうとしか見えない」「歩くの歌」(Eテレ2355)、ISSEY MIYAKE「#hellobaobao」「ISSEY CANVAS」プロモーション映像などがある。 2018年より武蔵野美術大学空間演出デザイン学科 非常勤講師 Photo by Tsutomu Niki

落合 陽一

メディアアーティスト

1987年生まれ。東京大学大学院学際情報学府博士課程修了、博士(学際情報学)。筑波大学准教授・デジタルネイチャー推進戦略研究基盤代表・JST CREST xDiversityプロジェクト研究代表 2015年World Technology Award、2016年PrixArs Electronica、EUよりSTARTS Prizeを受賞。Laval Virtual Awardを2017年まで4年連続5回受賞、2019年SXSW Creative Experience ARROW Awards など多数受賞。近著として「デジタルネイチャー(PLANETS)」、「2030年の世界地図帳(SBクリエイティブ)」、写真集「質量への憧憬(amana)」。「物化する計算機自然と対峙し,質量と映像の間にある憧憬や情念を反芻する」をステートメントに、研究や芸術活動の枠を自由に越境し、探求と表現を継続している photo by Mika Ninagawa

於保 浩介

WOW クリエイティブディレクター

多摩美術大学グラフィックデザイン科卒 大手広告代理店を経てWOWに参加。映像を中心としたビジュアルデザイン全般のクリエイティブディレクションを手がける。特に空間を意識した映像表現にも力を入れ、さまざまなインスタレーション映像を国内外で手がける。近年はビジュアルデザインの可能性を広げるために、WOW発のプロダクトレーベル[BLUEVOX!]を主宰。WOWが培ってきた3Dデジタル技術&デザイン力を駆使し日本のものづくりに新しい価値感を見出そうとしている。

篠崎 日向子

ブレーン編集長

大学卒業後、アパレル会社を経て、1994年に宣伝会議入社。月刊「宣伝会議」にて、主にクリエイティブ関連の取材を行う。1999年より月刊「ブレーン」の編集を担当。2005年に「ブレーン」編集長に就任。その後、「広報会議」編集長を経て、2012年より現職。雑誌と並行して、クリエイティブ関連の企画や年鑑編集を手がける。

田所 淳

クリエイティブコーダー

1972 年生まれ。クリエイティブコーダー。アルゴリズムを用いた音響合成による音楽作品の創作、ラップトップコンピュータを用いた音と映像による即興演 奏などを行う。大学では、openFrameworks、Processing などの「クリエイティブ・コーディング」についての講義を行う。講義資料は Web サイト(http://yoppa.org/) で公開、多くの学生やクリエイターに活用されている。著書に『Beyond Interaction[ 改訂第2 版] - クリエイティブ・コーディングのためのopenFrameworks 実践ガイド』BNN 新社 2013、など。

田中 雅人

クリエイティブディレクター/Anyファウンダー

世界中の様々なクリエーター、研究者、デザイナー、アントレプレナーらが、分野を超えて集結するクリエイティブフェスティバル「AnyTokyo」を自身で立ち上げ、日本を代表する新しいかたちの文化イベントに成長させる。2016年、超融合クリエイティブチーム「Any」を設立。Any独自のネットワークと超融合思考をもちいて、ベンチャー企業へのインベストメント、大企業との共同事業、企業ブランディングなど、人類の進化と未来のための様々なサービスやプロダクトのインキュベーションを行なっている。

森山 朋絵

メディアアートキュレーター/東京都現代美術館学芸員

80年代末より学芸員として東京都写真美術館の創立に携わり、東京大学、早稲田大学、バウハウス大学等で教鞭を執りつつ国内外で多数の映像メディア展を企画、2007年より現職。ZKM、MIT、J.P.Getty研究所に招聘滞在後、Prix Ars Electronica審査員、SIGGRAPH Asia 2008 議長(Art Gallery / Emerging Technologies)、NHK日本賞審査員等を歴任。文化庁メディア芸術祭審査委員、文化審議会専門部会委員などの活動を通して、テクノロジーと芸術の協働や展示支援をテーマに研究と実践を行う。日本バーチャルリアリティ学会理事。 …… 主な企画展に「イマジネーションの表現」「絵コンテの宇宙」「超[メタ]ビジュアル」「文学の触覚」「名和晃平─シンセシス」「吉岡徳仁─クリスタライズ」「ミッション[宇宙×芸術]」、文化庁メディア芸術祭海外メディア芸術祭等参加事業、文化庁メディア芸術祭愛知展「CODE」。主な著作に『映像体験ミュージアム』『Meta-Visual (French Edition)』(共著・監修)など。