TITLE

INFINITY CLOCK

  • Type実写
  • CONCEPT
    "極大"と"極小"を映像で表現する際に最適なコンセプトは「時間」だと考えました。
    理由は2点。
    ①起点も終点もわからず、無限に"極大"なものでありながら、それを捉えようとすると無限に"極小"になってしまう。
    まさに極大と極小が同居している概念です。
    ②映像というメディアが、まさに時間を伴って成立しているものだから。
    表現としては「時計」×「ドロステ効果」を採用。
    時計はもちろん、人間が「時間」を認知するために発明したシステムだから。
    ドロステ効果については「再帰性のあるイメージが、解像度が許す限り果てしなく描かれる」という特性が、
    ①考え方として、「時間」の性質と親和性がある
    ②表現として、高い解像度を持つ8Kと親和性がある
    以上の理由でこの表現となりました。
  • 制作環境
    アニメーション制作:Adobe After Effects CC2019
    マシン:Mac Book Pro (2016)
    カメラ:8C B60A
  • Organization
    電通クリエーティブX
  • 応募者
    プロフィール
    • 洞内 広樹

      映像ディレクター/映画監督。
      1985年5月4日生まれ。ジェームズ・キャメロンの映画に打ちのめされ、中学2年からアクション映画制作を開始。法政大学国際文化学部卒業後、電通テック(現・電通クリエーティブX)でディレクターとしてのキャリアをスタート。CMやMV、ショートフィルムのディレクターとして東京を拠点に活動中。代表作の短編映画『東京彗星』はVimeoにて無料公開中。
      https://vimeo.com/229440919