TITLE
AVNIR-2 7000×1 pixel
- Type実写
-
CONCEPT陸域観測技術衛星「だいち」は2006年に打ち上げられました。
搭載されたAVNIR-2とは、可視光線から近赤外線を記録するカメラ(スキャナ)で、7000ピクセルの横一列のセンサーが地表の全面を5年間に渡って記録し、地図制作や環境破壊の監視、311を含む災害の記録など、画像データはさまざまな分野で今でも利用されています。
2017年より「だいち」開発技術者や映像作家などの有志で行っているプロジェクト「めぐりあいJAXA」では、だいちが撮影した高精細画像を無加工でスクロールさせ、無声映画として楽しむというものです。宇宙は無音で、解説字幕もナレーションも効果音もテーマソングもない空間であることを追体験することで没入できるのです。加工や編集をしなくても、時には生データが雄弁になることもあるということを示しています。 -
制作環境AVNIR-2(高性能可視近赤外放射計2型)(だいち1号搭載)
AfterEffects (mac pro)
-
OrganizationめぐりあいJAXA(度會英教:宇宙航空研究開発機構JAXA、 向井田明:リモート・センシング技術センター、五島一浩:映像作家、澤隆志:キュレーター)
-
応募者
プロフィール-
澤 隆志
2000年から2010年までイメージフォーラム・フェスティバルのディレクターを務める。現在はフリーランス。パリ日本文化会館、あいちトリエンナーレ2013、東京都庭園美術館、青森県立美術館などと協働キュレーション多数。「めぐりあいJAXA」(2017-)「写真+列車=映画」(2018)などプロデュース。
-