TITLE
「みえない音の観測」〜ともにひびくたね〜
- Type実写
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CONCEPT物理現象を8Kの実写の映像にした作品。
スピーカーから音を出し、その音波がシャボン玉にどのように伝わるのか『音のみえる化』を考察。
モーターの回転のなかに隠れている音階をみつけて第九を奏で、みえない音をみえる化する試みを行った。
8Kカメラで撮影されたシャボン玉の表面の色や、音に反応する膜の表情に注目して欲しい。
8Kで探るシャボン玉の表情や、みえない音はまだ『種』の段階なので、よりその表現を追求してみたくなるきっかけとなった。
日常にありながら、気がつかないものを映し出すスクリーンに、より近づいてみて欲しい。もう一度みてみたい!と思わせる作品に仕上がったと思う。 -
制作環境
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OrganizationReel-to-Reel / りーるとぅりーる
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応募者
プロフィール-
鈴木椋大
2013年Ryotaが9歳の時、Open Reel Ensembleが主催した『Open Reel Orchestra』に参加した事でその音に魅せられ、日本初のテレビアニメ「鉄腕アトム」の音響効果を務め「アトムの足音」を作った伝説の音響デザイナー大野松雄氏の弟子に。
「ジャンルに囚われず色々な『もの・こと』を楽しみながら発信し、Reelを巻き取ったり、巻き取られたりするように、いろんなものたちと関わり、つなげて世界を面白く響かせたい!」と母親であるTomokoと共に、親子アートユニット「りーるとぅりーる」で今しか出来ない事を大事に産み出している。
「みえない音」が第21回文化庁 メディア芸術祭 エンターテインメント部門 審査委員会推薦作品に選出 http://about.me/Reel0_0Reel
「みえない音」の旅を続けている。
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講評
「8Kで観てみたいもの」に対して、王道で素直なアプローチに好感が持てました。
ライティングやサイズなどに、もっとこだわりがあると、より良い作品になったと思います。