TITLE

天地水明

  • Type実写
  • 音声
  • CONCEPT
    私自身、8K映像にはかなり以前から触れていました。
    しかしながら、実際に個人で思い描く世界を形にしようとすると、それは大変ハードルが高いものでした。
    取り敢えずは8Kを満たす高精細静止画撮影から始め、8Kタイムラプス、8Kリアル動画と自身がクリエイトするものを進化させてきました。
    今般のテーマについては「宇宙」が関連するということで、その果てしない大きさと、宇宙全体からするとミニマムな地球の自然と人間、これらを「時間軸」を含めて描きたいと思いました。
    「時間軸」の表現は、私が模索し続けている事であり、今回はその表現にタイムラプスが最適と考え、本作品を制作しました。
    ただ、単純なタイムラプスとはなっていません。
    その制作、編集過程は少々複雑です。

    タイトルはシンプルで、言葉の通り「宇宙」を想起する「天空」と、「地上」、「命」の元である「水」をベースに置きました。
    そして今回もう一つのテーマである「内」をミニマムな世界として表現すべく、はかなくも美しい蛍を主役にしてタイムラプスで描きました。
    ここにおいてわれわれ人間(世界)は脇役で有り、その立ち位置で登場させています。

    まだまだ発展途上である8Kの世界において、暗い世界の実写は厳しいものが有ります。
    しかしながら、現状自身が使える機材で最大限工夫しながら、通常とは一風違った8Kタイムラプス作品に仕上げました。
    また、敢えて視点移動を掛けず、定点での精緻な動きで勝負しています。
    「静」の中に「動」が有るという感じです。
    すべて自然界の実写なので、CGの様な目まぐるしい展開は有りませんが、これは時間軸上のリアルそのものなのです。
  • 制作環境
    カメラ:Nikon D850
    レンズ:AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED
    PC:自作Windowsマシン
    編集ソフト:プレミアプロ 、ダビンチ リゾルブ
  • 応募者
    プロフィール
    • 高田保

      クリエーター名「銀写 Ginsha」で活動しています。
      もともとアマの風景写真家でしたが、いつの間にか企業内クリエーターに転身していました。 今は公私とも、そして静止画、動画、区別なく制作活動を行っています。 作品は様々なところで活用いただく機会が増えて来ました。
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